卒業生のメッセージ(2020年度修士卒)

私は中山研にて、主にマテリアルズ・インフォマティクスに関する研究を行なっていました。
現在もマテリアルズ・インフォマティクスを活用した研究開発を行なっております。

学部4年時に機械学習と出会い、その可能性と技術的面白さに惹かれました。
そして、中山先生にわがままを言い、マテリアルズ・インフォマティクスの研究に挑戦しました。

当時は機械学習分野に詳しい人が研究室内にいませんでした。
そのため、他専攻の方に助言をいただきに行ったり、講習会や書籍などから学んだりと、自ら情報収集・学ぶ日々になりました。
苦労の末、何とか研究を論文化できたことは、今でも私の成功体験の1つになっています。

この挑戦と苦労の経験は、日々新しいことに挑戦する研究開発の現場で、大いに活かされております。
また新しいことに挑戦する場として、社内の機械学習コンペティションやビジネスコンテストに参加し、どちらも優勝を頂けており、この姿勢は評価されつつあります。

研究をしていると、苦しいと感じることがあると思います。私もありました。
でも、その苦しさを乗り超えて、継続・チャレンジすることで頭が1つ出ると信じています。

そして、「挑戦できて、それを応援してくれる場」が中山研究室にはあります。
中山研で研究できるという貴重な機会を活かして、素晴らしい研究室生活を過ごしてください。