卒業生のメッセージ(2021年度修士卒)

私は2021年度に修士課程を修了しました。  
研究室では、マテリアルズ・インフォマティクスの分野で、リチウムイオン電池における優れた材料の探索をテーマに研究していました。現在はIT業界でデータサイエンティストとして働いています。  
研究とは異なる分野を選びましたが、データを活用して業務を効率化するという点では、研究室での経験と共通しています。研究室で培った「データをよく見て、考え抜く力」は、今の仕事でも大いに役立っています。  
研究中は、成果が得られず苦しい時期もありましたが、考え続けることで新たな発見がありました。この「考え抜く力」は、社会に出てからも大きな武器になると感じています。  
研究には困難もあるかと思いますが、ぜひ諦めずに頑張ってください。その経験は、必ず将来の人生に活かされるはずです!

卒業生のメッセージ(2018年度修士卒)

私は2019年に修士課程を修了しました。現在はメーカーでリチウムイオン電池の開発に携わっており、数年後に商品化する製品の電極仕様を決める業務を行っています。業務を行う中で中山研究室で学んだことがとても役に立っていると感じています。
電池はトレードオフの連続で、性能やコスト、安定して製造できるかなど、たくさんのことを両立しなければらなず日々試行錯誤していますが、学生時代に先生方や同期と議論して考えた経験がとても活きています。
研究室生活を送る中で悩んだり迷ったりすることもあると思いますが、諦めずにたくさん考えて欲しいと思います。そうすることで、新しいことが分かって楽しくなったり、自分が将来やりたいことが見つかってモチベーションが上がると思います。研究室で培った経験は将来の基盤になるので、貴重な学生生活を楽しんで下さい。

卒業生のメッセージ(2019年度修士卒)

私は修士までの3年間中山研究室に在籍し、現在はリチウムイオン電池の研究開発職に就いています。
 現在リチウムイオン電池は用途や種類が多様化し、開発加速のためにも多分野の技術の応用が不可欠となっています。私の業務でも自身の専門性の活用とともに、他分野の専門の方々との話し合いの中で開発を進めることが求められています。その中で、中山研究室での様々な計算·実験手法を利用したテーマに取り組んだ経験が、業務で扱う各技術への理解を助けるとともに、開発を進める上でのヒントにもなっています。
 中山研究室には多分野の手法を扱うテーマがあり、多くの方々との関わりや発表の機会があると思います。ぜひその環境を活用して自身のお気に入りの分野を見つけるとともに、幅広い知識を習得していってください。